対象
国内で公募されている追加型株式投資信託のうち、インデックスに連動しないものが対象です。ETFは対象外です。
誰でも買える公募ファンドに限り、ファンドラップ・SMA・DC(確定拠出年金)・一任口座の専用ファンドは除きます。このサイトの問いは「このファンドを持つ代わりに」なので、読者が買えることを前提にしています。購入の申込みを停止しているファンドも、その年版では除きます(年次の見直しで確かめ直します)。
インデックス型として除くのは、目論見書の商品分類でインデックス型とされているものに限ります。決まったルールで銘柄を選ぶ運用でも、インデックス型でなければ対象にします。
共通の条件
- 設定から5年以上が経過していること
- 実績枠の候補は設定6年以上に限ります。勝率の計算に6年ぶんの月末データが要るためです。人気枠は設定5年以上のままです。
- 設定6年以上でも、月末の分配金込みの値を6年ぶんさかのぼってそろえられないファンドは、勝率を計算できないため実績枠の候補に入りません。
- 純資産総額が100億円以上あること
範囲
扱うのは株式とREITに限ります。債券型・バランス型は目的が違うため一覧表には入れず、記事で取り上げます。どちらが優れているかの判断ではありません。
資産クラスは、目論見書に載っている投資信託協会の商品分類で決めます。国内株式は「国内・株式」、国際株式は「海外・株式」と「内外・株式」、米国REITは「海外・不動産投信」のうち投資対象地域が北米のものです。組入れが株式中心でも、商品分類が資産複合(バランス型)のファンドは範囲外です。
25本の内訳
- 国際株式15本(人気枠10・実績枠5)
- 国内株式5本(人気枠3・実績枠2)
- 米国REIT5本(人気枠3・実績枠2)
2026年版の25本は2026年8月末時点のデータで選定しています(くわしくは「基準日と見直し」)。
人気枠は純資産総額の上位から、実績枠は5年の勝率の上位から選びます。実績枠では、人気枠と同じファンドや同じマザーファンドのものを除き、次の順位のファンドを繰り上げます。
勝率は、基準日までの5年間の各月末について、直近1年のリターンがオルカンを上回っていた月の割合です(同じ値は数えません)。分配金込みで計算します。比べる相手はオルカンだけを使い、S&P500は選定に使いません。S&P500は米国株に集中しているため、米国株のファンドに有利で、国内株式や米国REITのファンドには構造的に不利になるからです。
実績枠は、各資産クラスの枠を、そのクラス内で勝率の高い順に埋めます。オルカンに勝っているかどうかで決めているのではありません。米国REITのように、いちばん強いファンドでもオルカンに勝てていない資産クラスもあります。それでも、そのクラスの中で相対的に強いものを実績枠として並べます。
実績枠の候補は、資産クラスごとに純資産総額の大きい順に並べたときの、国際株式の上位30本・国内株式の上位15本・米国REITの全部に限ります。この本数には人気枠のファンドを含み、設定6年未満のファンドは数えません(人気枠を除く)。その中で、人気枠以外のファンドを勝率の高い順に実績枠に入れます。候補の範囲を先に決めておくのは、「計算できた範囲で選んだ」にしないためです。
同じマザーファンドで運用するコース違いは、実績枠には1本(純資産総額の大きいコース)しか入れません。人気枠に入っているファンドと同じマザーファンドのものは、実績枠の候補にしません。25本で25の運用を見せるためで、同じマザーファンドの兄弟は分配金込みの数字がほぼ同じになり、読者に新しい情報がないからです(ファンド・オブ・ファンズは、主な投資先のファンドで同じかどうかを見ます)。上位の本数を数えるときも、この決まりで外したものは数えません。人気枠どうしには制限をかけません。純資産の順位という事実なので、同じマザーファンドのコース違いが2本とも人気枠に入ることがあります。
米国REITのアクティブファンドで純資産100億円以上のものは7本しかなく、人気枠の兄弟を除くと実績枠の候補は枠と同数です。この年版では、米国REITの実績枠は選抜として機能していません。
基準日と見直し
数字の基準日は最新の月末で、すべてのファンドで同じ基準日にそろえています。毎月の数字は、各運用会社の月次レポートがそろう翌月の中旬〜下旬に更新します。25本の顔ぶれは毎年9月30日の純資産総額と勝率で見直し、10月下旬に入れ替えます。入れ替えは、毎月の数字の更新とは別の週に行います。
2026年版(初回)は、公開時期の都合で2026年8月末時点のデータで選定しました。勝率は2026年8月末基準です。純資産の順位は9月中旬時点の公表値で並べたうえで、人気枠と候補の範囲の境目にあたるファンドを8月末の公式値(各社の月次レポート)で確かめ、入れ替わりがないことを確認しています。次回の見直しは2027年9月30日基準です。
除外
見直しの時点で純資産総額が50億円を下回ったファンドは外します。繰上償還が決まったファンドは、年次の見直しを待たずに、公表された時点で外します。外したファンドのページは消さずに、「◯◯年版では対象外」と書いて残します。
対象外
設定から5年未満のもの、レバレッジ型、販売会社専用、DC・ラップ・SMA・一任口座専用、商品分類が資産複合(バランス型)のものは対象外です。新しく設定されたファンドは一覧表に入れず、記事で取り上げます。
原則
選定は数値だけで決めます。同じ順位のときは、純資産総額の大きいほうを選びます。
比べる相手
全ファンドを、次の2本と比べます。資産クラスが違っても、比べる相手は変えません。
| 比べる相手 | ファンド |
|---|---|
| 対オルカン | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
| 対S&P500 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
どちらも三菱UFJアセットマネジメントの運用で、分配金を出していないため、基準価額がそのままトータルリターンになります。
一覧表は、すべてのファンドをこの2本でそろえて比べています。国内株式と米国REITのファンドには、同じ市場のインデックス(eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)、eMAXIS 米国リートインデックス)との比較も個別ページに参考として置いていますが、一覧表の順位や選定には使っていません。