同じ「半導体」と名前がついていても、中身は同じではありません。インデックス型は指数の構成比どおりに持ち、アクティブ型は運用会社が銘柄と比率を選びます。ここでは、組入上位と増え方を並べます。
インデックス型はニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)、アクティブ型は野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)です。
| インデックス型 | アクティブ型 | |
|---|---|---|
| 組入上位5社 | エヌビディア 14.0%/ブロードコム 9.3%/マイクロン 8.7%/マーベル 4.8%/ASML 4.8% | エヌビディア 30.7%/TSMC 15.1%/ブロードコム 13.6%/ASML 7.2%/マイクロン 6.8% |
| 上位10社の比率 | 63.2%(全30銘柄) | 92.3%(全26銘柄) |
| 5年・分配金込み | —(2023年3月設定) | +527.4% |
| 2023年3月末→2026年8月末(2023年3月末の基準価額から) | +330.4% | +428.1% |
| 信託報酬 | 0.1815% | 1.65% |
組入は2026年8月末。増え方は分配金込みで、インデックス型の設定日にそろえた期間を下に足しています。
中身はどこが違うのか
銘柄はかなり重なっています。上位10社のうち8社が共通で、エヌビディア、ブロードコム、TSMC、ASML、マイクロン、アプライド・マテリアルズ、マーベル、KLAはどちらにも入っています。インデックス型だけにあるのはAMDとラムリサーチ。アクティブ型だけにあるのはSKハイニックスとテラダインです。
違うのは、何を持つかより、どれだけ持つかです。エヌビディアはインデックス型で14.0%、アクティブ型で30.7%と2倍以上の開きがあります。上位10社で見ると、インデックス型は6割、アクティブ型は9割。アクティブ型は26銘柄のうち上位3社で6割を占めていて、残りの23銘柄は合わせても4割です。
もうひとつは投資先の範囲です。SOX指数は米国上場の30銘柄で構成されるので、韓国上場のSKハイニックスは入りません。アクティブ型はそこを5.5%持っています。
増え方の差はどこから来たか
インデックス型は設定から3年半なので、5年では比べられません。設定日の2023年3月末からの3年5か月で比べると、インデックス型が+330.4%、アクティブ型が+428.1%で、アクティブ型が98ポイント上回っています。設定来の数字は設定日の10,000円が起点なので、ニッセイの月報の数字とは少し違います。
この期間に大きく上がったのは、エヌビディア、TSMC、SKハイニックスといった銘柄でした。アクティブ型はこれらをインデックス型より重く持っていたので、上がった分が大きく効いています。持っている銘柄の違いではなく、比率の差が結果の差になっています。
信託報酬の差は年1.47%です。3年5か月分を重ねても5%前後で、98ポイントの差のほとんどは費用ではなく比率から来ています。
ただし、比率を寄せることは、上がるときも下がるときも振れ幅を大きくします。この3年半は上げ相場が続いたので寄せた側が勝ちましたが、逆の相場では逆に効きます。
ほかのファンドとの比較は一覧表で見られます。
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出典:基準日 2026年8月末。組入銘柄:各運用会社の月次レポート(2026年8月末)。増え方:基準価額データより当サイトが計算。
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