どちらも、新興国を含む世界の株式に投資するファンドです。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)は指数どおりに約2,400銘柄を持ち、キャピタル世界株式ファンドは運用会社が選んだ約270銘柄を持ちます。ここでは、2026年8月末の組入を並べます。
| オルカン | キャピタル世界株式 | |
|---|---|---|
| 銘柄数 | 2,409 | 271 |
| 上位10社の比率 | 23.9% | 28.5% |
| 米国 | 62.8% | 52.6% |
| 情報技術 | 30.5% | 31.1% |
| 5年の差 | — | −49.1ポイント |
| 信託報酬 | 0.05775% | 1.701% |
上位10社の比率・米国・情報技術は、組入の比率です。キャピタル世界株式ファンドの組入は、実際の投資先であるニューパースペクティブ・ファンドの数字です。5年の差は分配金込みのオルカン比で、年率では−5.2ポイントです。信託報酬は年率・税込です。
上位の銘柄はどこが違うのか
上位10社のうち6社は共通です。エヌビディア、マイクロソフト、アルファベット、ブロードコム、TSMC、メタはどちらにも入っています。キャピタル世界株式ファンドだけにあるのはASML、テスラ、SKハイニックス、イーライリリー。オルカンだけにあるのはアップル、アマゾン、マイクロンです。
目立つのは、オルカンで2番目に大きいアップル(4.4%)と、上位に入るアマゾン(2.4%)が、キャピタル世界株式ファンドの上位10社に入っていないことです。逆に、TSMCはオルカンの1.8%に対して4.9%で1位、メタは1.2%に対して3.4%です。エヌビディアは、オルカンの4.7%に対して3.1%と少なめに持っています。
指数は大きい会社ほど多く持つ決まりなので、時価総額の順にほぼそのまま並びます。アクティブ型は、その順番から外れたところに運用会社の判断が出ます。
国と業種はどこが違うのか
米国の比率は、オルカンの62.8%に対して52.6%で、10ポイントほど少なくなっています。その分、フランス(2.0%→7.0%)、英国(3.1%→5.0%)、台湾(3.2%→4.9%)が多めです。日本はどちらも5%前後で、ほとんど同じです。
キャピタル世界株式ファンドの月次レポートには、本社の場所で分けた比率と、売上の出どころで分けた比率の両方が載っています。北米は本社の場所で見ると58.7%ですが、売上の出どころで見ると44.1%まで下がります。米国に本社があっても、売上の多くを海外で稼いでいる会社があるためです。
業種では、情報技術はどちらも3割強で、ほぼ同じです。違うのは金融で、オルカンの16.6%に対して10.2%と6ポイントほど少なく、資本財・サービス(10.4%→13.7%)、一般消費財・サービス(8.6%→11.5%)、ヘルスケア(8.4%→10.2%)が多めです。
5年の差はこの表で説明できるか
5年間の成績(分配金込み)では、キャピタル世界株式ファンドはオルカンを49.1ポイント下回りました(2026年8月末時点)。ただ、ここで並べた中身は8月末時点のもので、5年のあいだには銘柄も比率も入れ替わっています。この表だけで、5年の差の理由までは分かりません。
コストの違いもあります。信託報酬はキャピタル世界株式ファンドが年1.701%、オルカンが年0.05775%で、毎年1.6%ほどの差がつきます。5年分を重ねると小さくない差ですが、49.1ポイントの差をそれだけで説明できるほどではありません。
ほかのファンドとの比較は一覧表で、キャピタル世界株式ファンドの月ごとの数字は個別ページで見られます。
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出典:基準日 2026年8月末。組入・国別・業種別:キャピタル・インターナショナル「キャピタル世界株式ファンド 月次レポート」(2026年8月31日時点。主な投資先のニューパースペクティブ・ファンドの状況)、三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 月次レポート」(2026年8月31日現在)。信託報酬:各ファンドの月次レポートと交付目論見書。5年の差:一覧表と同じ計算(2026年8月末)。
情報の整理を目的としています。特定の商品の売買を推奨するものではありません。