投資信託の値段にあたるのが、基準価額(きじゅんかがく)です。証券会社のアプリやファンドのページで、毎日更新されている数字です。
基準価額の決まり方
基準価額は、ファンドの財産(純資産総額)を、みんなが持っている口数の合計で割って出します。1口あたりでは数字が小さすぎるので、1万口あたりの値段で表すのが決まりです。ファンドが持っている株が値上がりすれば財産がふえ、基準価額も上がります。
たとえばノムラ・ジャパン・オープンの基準価額は、2026年8月末で29,803円でした。1996年に1万口=1万円で始まり、分配金を出しながら、いまの値段になっています。
値段が決まるのは1日1回
株は取引時間のあいだ値段が動き続けますが、投資信託の基準価額が決まるのは1日1回だけです。そのため、注文した時点では、いくらで買えるかはまだ分かりません。市場が閉まったあとに計算された基準価額で、買える口数が決まります。
基準価額が高いと、割高なのか
基準価額が3万円のファンドと1万円のファンドを並べると、3万円のほうが高く見えます。ただ、基準価額は始めてからどれだけ増えたかを表しているだけで、高いから損、安いから得ということはありません。
| ファンドA | ファンドB | |
|---|---|---|
| 今の基準価額 | 10,000円 | 30,000円 |
| 1万円で買える口数 | 10,000口 | 約3,333口 |
| 10%上がった後 | 11,000円 | 33,000円 |
| 1万円の評価額 | 11,000円 | 約11,000円 |
中身が同じだけ値上がりすれば、どちらも同じだけ増えます。ファンドを比べるときに見るのは基準価額の高さではなく、どれだけ増えたか(騰落率)です。
次回
4回目は分配金です。分配金を受け取ると基準価額がどうなるのかを、図で見ます。
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出典:基準日 2026年8月末。ノムラ・ジャパン・オープンの基準価額:野村アセットマネジメント「ノムラ・ジャパン・オープン 月次レポート」(2026年8月31日現在)。図と表の数字は、しくみを説明するための例。
情報の整理を目的としています。特定の商品の売買を推奨するものではありません。