ファンドの中身by nyanvest

投資信託の基礎 第2回

インデックス型とアクティブ型は、何が違いますか?

基礎 / 公開

投資信託は、大きくインデックス型とアクティブ型に分かれます。いちばんの違いは、何をどれだけ持つかを、だれが決めているかです。

持ち方の違い

インデックス型は、TOPIXやS&P500のような指数と同じ値動きを目指すファンドです。指数に入っている会社を、指数と同じ比率で持ちます。アクティブ型は、運用会社が会社を選び、比率も自分で決めます。

日本株で、上位5社を並べてみます。

上位5社の持ち方。TOPIXとインデックス型は同じ5社を同じ比率で持ち、アクティブ型は村田製作所と日本たばこ産業を上位に入れている

インデックス型のeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、上位5社の顔ぶれも比率も、TOPIXとまったく同じです。アクティブ型のノムラ・ジャパン・オープンは、TOPIXの上位に入っていない村田製作所と日本たばこ産業を上位に置き、TOPIXで2番目に大きいトヨタは上位5社に入れていません。

目指すものの違い

インデックス型 アクティブ型
目指すもの 指数と同じ値動き 指数を上回る成績
何を持つか 指数どおり 運用会社が選ぶ
銘柄数 1,636 90
信託報酬 年0.143% 年1.672%

銘柄数と信託報酬は日本株の例で、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)とノムラ・ジャパン・オープンの2026年8月末の数字です。

インデックス型の成績は指数とほぼ同じになるので、指数を大きく上回ることも、大きく下回ることもありません。アクティブ型は、運用会社の選び方しだいで、指数を上回ることも下回ることもあります。アクティブ型の中には、ベンチマーク(目標にする指数)を置かずに運用するファンドもあります。

費用の違い

信託報酬の比較。インデックス型は年0.2%未満、アクティブ型は年1.6〜1.7%台

会社を調べて選ぶ手間がかかるぶん、アクティブ型は信託報酬が高めです。このサイトで比べた3組では、インデックス型が年0.2%未満、アクティブ型が年1.6〜1.7%台でした。信託報酬は毎日少しずつ差し引かれるので、長く持つほど差が積み重なります。金額にするとどれくらいになるかは、信託報酬1%の差は、10年でいくらになりますか?にまとめています。

このサイトで比べていること

アクティブ型が、費用の差を超えて指数を上回っているのか。このサイトの一覧表は、人気と実績で選んだアクティブファンド25本を、インデックス型のオルカンとS&P500と並べたものです。中身の違いは、半導体、全世界株、日本株の記事で比べています。

次回

3回目は基準価額です。投資信託の値段がどう決まるのかを、図で見ます。

中身の変化を、メールで

各社の月次レポートが出そろったら、中身の変化が大きかったファンドを3本選んでお送りします(無料)。

出典:基準日 2026年8月末。組入:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 月次レポート」、野村アセットマネジメント「ノムラ・ジャパン・オープン 月次レポート」(いずれも2026年8月31日現在)。信託報酬:各ファンドの月次レポートと交付目論見書。

情報の整理を目的としています。特定の商品の売買を推奨するものではありません。