ファンドの中身by nyanvest

投資信託の基礎 第9回

交付目論見書は、どこを見ればいいですか?

基礎 / 公開

交付目論見書は、ファンドを買う前に必ず渡される説明書です。証券会社の注文画面や、運用会社のファンドのページから読めます。もっと詳しい請求目論見書もありますが、ふだん読むのは交付目論見書のほうです。

目論見書の見取り図

交付目論見書の見取り図。表紙のあとに、ファンドの目的・特色、投資リスク、運用実績、手続・手数料等の4つが並ぶ

どのファンドの交付目論見書も、表紙のあとに「ファンドの目的・特色」「投資リスク」「運用実績」「手続・手数料等」の4つが、この順に並んでいます。ページ数はファンドによって違っても、探す場所は同じです。

表紙

ファンド名、運用会社(委託会社)、信託銀行(受託会社)と、商品分類が載っています。商品分類は「追加型投信/海外/株式」のように、何に投資するファンドかを表す決まった言葉です。このサイトの資産クラス(国際株式・国内株式・米国REIT)も、この商品分類で分けています。

ファンドの目的・特色

何に、どうやって投資するかが書かれています。ベンチマークがあるか、マザーファンドやファンド・オブ・ファンズの形か、為替ヘッジをするか、決算は年に何回かも、ここで分かります。このサイトの各ファンドの個別ページにある「このファンドについて」は、主にここを読んでまとめています。

運用実績

基準価額と純資産総額の推移、分配金の実績、組入上位の銘柄、年ごとの収益率の棒グラフが載っています。年ごとの収益率は最大10年ぶんあり、よい年と悪い年の幅が一目で分かります。ただし、載っているのは目論見書を作った時点までの数字です。新しい数字は月次レポートで確かめます。

手続・手数料等

購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額などの費用が書かれています。購入時手数料は「上限3.3%」のような書き方が多く、実際の金額は買う証券会社で確かめます。ファンド・オブ・ファンズでは、投資先のファンドの費用も合わせた「実質的な負担」を見ます。

次回

10回目は最終回です。ファンドを比べるとき、どの数字を見ればいいかを、このサイトの一覧表を例に見ます。

中身の変化を、メールで

各社の月次レポートが出そろったら、中身の変化が大きかったファンドを3本選んでお送りします(無料)。

出典:見取り図は、交付目論見書の項目の並びを単純にしたもの。

情報の整理を目的としています。特定の商品の売買を推奨するものではありません。